累風庵閑日録

本と日常の徒然

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

使い物にならない

●帰宅して布団に倒れ込み、泥のように眠る。昼になって起きだし、シャワーを浴びて昼飯に出かける。晩の食材を買って帰宅。あとは午後の半日をだらだらと過ごす。結局今日は全く本を読めなかった。徹夜明けの翌日は丸一日使い物にならなくなる。いい歳こいた…

『壺中美人』 横溝正史 角川文庫

●午前中は野暮用。用事の前にガストでモーニングを喰い、時間まで読書。『壺中美人』 横溝正史 角川文庫 読了。 改稿版の方が人物描写が深まり、登場人物が増え、ストーリーも複雑になり、読み応えがある。特に冒頭のテレビ番組から金田一耕助が得た情報が変…

廃園の鬼

●『金田一耕助の帰還』で読んだ「壺の中の女」の記憶が薄れないうちに、角川文庫の『壺中美人』を読もうと思う。だがまずは、同時収録の「廃園の鬼」を読む。 習作かと思うような作品が続いた後では面白く読めたが、この内容はまるで犯罪のある人情咄のよう…

DVD消化

●朝飯に昨日のカレーをたっぷり喰う。朝食後に一息ついてから、頼まれ仕事の残りを仕上げる。データファイルを先方に送ったのが八時頃。さあて今日はこれから何をしようか。何か本を読むとしても、しっかりとした長編小説を読む時間はない。短編集を中途半端…

本を閉じる

●中学高校の頃ファンだったSF作家がいる。もう三十年も昔の話である。十数年前、今は故人となったその作家の拾遺集が刊行された。月曜から読み始めたその本、さすがに昔と同じときめきが味わえるなんて思っちゃいなかったが、それにしてもあまり面白くない…

彦根城と犬山城

●朝の新幹線で西へ突っ走り、米原ですぐさま在来線に乗り換えて一駅、彦根に降り立つ。駅から歩いて十分ほど、国宝の彦根城にたどり着く。天守閣の最上階から眺めると、城内に繁る濃い緑の向こうに琵琶湖が薄青く横たわっている。城までの登り坂と城内の急階…

次回で最後

●来月の旅行のために、とある列車の指定券を買った。そろそろ旅館も予約しなければならない。 仕事が落ち着いてきて、残業が減っている。それに伴って手取りも減るので、月イチ旅行などという暴れん坊ぶりを発揮するのも次回で最後である。

叶わぬ鼻

●人間ドックの予約をした。毎年お願いしている病院で、今年も受診する。問題は胃部検診である。鼻から挿すタイプの胃カメラを希望しているのだが、一日に対応できる人数が少なくてすぐ予約で埋まってしまうのだという。 九月分の予約は今朝八時半から受付で…

頑張らない

●ジョナサンでモーニングを喰い、E・D・ホックを少し読む。いったん帰宅して車を置き、電車に乗って街に出る。街をぶらぶらして書店を覗き、棚を物色する。今は衝動買いを自分に禁じているので、書店をうろうろしても面白味が少ないのが悲しい。 ●帰宅して…

人間らしい

●このところ仕事が落ち着いてきて、今週辺りからだんだんと、平日も人間らしい生活ができるようになってきた。そしてようやく、嬉し楽しい週末だ。 ●三田村鳶魚の江戸本はやっぱり途中で断念。江戸時代の文化や風俗について勉強したいわけではなく、お手軽な…

二か月ぶりの更新

●二カ月ぶりに平日に更新。仕事上の大きな区切りを過ぎ、多少は気力が回復した。だが、完全回復からは遠い。●日曜には根津記念館のトークイベントに参加したが、移動で疲れてその晩は更新できず。月曜は仕事で疲れて更新できず。火曜の今日はなんだかタイミ…