2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
●通っていたジムが、今日で閉店になった。ちょいちょいサボリながらも六年通った場所なので、感慨深い。明日以降タイミングを見て、次のジムに見学に行くことにする。六年通った結果は、サボリが多過ぎるせいもあって、ほとんど何も変わらなかった。でもその…
●ネット上のあちらこちらで、新規メールアドレスへの変更登録作業をやる。ついでに、セキュリティを考慮してパスワードの変更も適宜やっておく。面倒臭い。特に面倒臭いのが金融関係で。定期預金を預けたまま放置している銀行なんかは、そもそもログインの手…
●午前中は野暮用。●レンタルDVDで『ザ・レイド GOKUDO』を観た。めちゃめちゃ面白かった!このレンタル版はR15指定で、特にアレなシーン四分間がカットされているのだそうな。R18のディレクターズ・カット版はセルオンリーだとか。そいつを買…
●「18きっぷ」を使って、千葉県は佐倉市の国立歴史民俗博物館に行く。今やっている「大ニセモノ博覧会」を観るのだ。日曜だから混雑を心配していたが、開館早々のおかげか人はまばらである。贋作美術品は、地域社会において名家の体面を保つ役割も果たして…
●ケーブルテレビを介したインターネット接続を契約して、現在すでに使っている。通信速度がADSLよりも大幅に速くなって、ちょっと嬉しい。面倒臭くて先送りにしていた、新規メールアドレス取得の作業をようやく行った。これからあちこちに登録してある旧…
●『悪魔の百唇譜』 横溝正史 角川文庫 読了。終盤になって唐突に(伏字)など、やや解決を急いだ感がある。文庫版で二百四十ページでもまだ、ページ数が足りないのかもしれない。そんな、気になる点はあるけれど、読んだ感想としてはすこぶる面白かった。原…
●「光文社文庫『金田一耕助の新冒険』を一年かけて読む」プロジェクト。今回の作品は「百唇譜」である。その昔双葉社から出た単行本『青蜥蜴』で読んでいるが、内容を全く憶えていない。 で、読んでみた結果、ううむ……と唸る。これって日付が食い違ってない…
●『ミステリ・リーグ傑作選 上』 飯城勇三編 論創社 読了。 クイーンのエッセイ「クイーン好み」が面白い。ミステリが大好きという気持ちがひしひしと伝わってきて、読んでいて楽しい。内容自体も興味深い点がいろいろある。第三回を読むと、横溝正史『壺中…
●注文していた本が届いた。『険奇探偵小説 ホシナ大探偵』 押川春浪翻案 盛林堂ミステリアス文庫ホームズ翻案コレクションである。次の「植草甚一翻訳セレクション」も楽しみ。
●今住んでいるアパートはケーブルテレビを導入している。インターネットと固定電話とが安くなるのでそっちと契約し、NTTの電話回線は休止することにした。近いうちに現行のプロバイダも解約する予定である。問題は今まで使っていたメールアドレスが使えな…
●神保町シアターで横溝正史原作の「三つ首塔」を観る。事前の予習ができなかったのが残念だが、少なくとも映画の前半はかすかに覚えている原作に沿って描かれているようで、好感が持てる。後半になってずいぶんシンプルな展開になるが、映画の尺を考えると現…
●お願いしてた私家版の本が届いた。『無の犯罪』 島久平 復刻叢書『不義密通組合』 島久平 復刻叢書 ●『殺人交叉点』 F・カサック 創元推理文庫 読了。 表題作と「連鎖反応」の中編二編を収めた本。表題作はストーリーが単純で夾雑物が少なく、そのおかげで…
●白泉社招き猫文庫の五十嵐佳子『半七捕物帳 リミックス!』を書店で確認。時代小説に馴染みのない読者向けにリライトしたのだそうな。半七は嫌いじゃないが、この本を買って記述を比較するほどのファンではない。これがもし、『人形佐七捕物帳 リミックス!…
●『クムラン洞窟』 渡辺啓助 出版芸術社 読了。 「秘境シリーズ」の集大成なんだそうな。舞台となる世界各地の秘境の描写が面白い。そっちが面白すぎて、ただでさえ地味なストーリーが舞台の迫力に負け、かすんでしまっている。面白さの質が、ノンフィクショ…
●hontoに注文していた本が届いた。『金三角』 M・ルブラン 偕成社『三十棺桶島』 M・ルブラン 偕成社これで、当面欲しかったルパン物はすべて買った。あとは読むだけ。本当は、新潮文庫の『棺桶島』や創元推理文庫の『金三角』が欲しかったのだ。けれ…
●神保町シアターに映画を観に行く。乱歩の「蜘蛛男」と人形佐七の二本を観るのだ。早すぎると分かっているのに、また九時半に着いてしまった。チケット発売開始の十時まで、近くのコーヒーショップで時間を潰す。我ながらどうもせっかちで、ちょうどいい頃合…
●『ハーレー街の死』 J・ロード 論創社 読了。 びっくりするくらい地味である。クロフツのような、新たな事実がひとつひとつ判明してゆく堅実な地味さではない。冒頭の二つの章で語られた内容をひたすら再確認するだけで、何一つ新しい情報が出てこない状況…
●前の職場の話。かつての同僚がいまだに飲み仲間で、月イチで会って飲んでいるというのは以前の日記に書いた。その彼から聞いたのだが、私もお世話になったことのある先輩達が一気に三人辞めるという。どうやら会社の業績が思わしくなく、希望退職を募ったの…
●『わが名はアーチャー』 R・マクドナルド ポケミス 読了。 リュウ・アーチャーものの短編集である。短編ハードボイルド・ミステリと聞いて思い浮かべるイメージそのままの作品が並んでいる。「ひげのある女」が一番長く、ロスマク風味も色濃く出ており、一…
●確定申告の書類を提出するために、郵便局に行く。去年までは仕事を休んで税務署まで行ってたけれど、ただ提出するだけなら郵送すればいいのだ。そんな簡単なこと、今年になるまで思い浮かばなかった。なんたることか。……もっとも、去年までは確定申告を口実…
●今日は午後から、テレビ端子の電波状況の調査ということで、人が来る。他人様に入っていただく前に、部屋を掃除するのが今日のお仕事である。 ●もう一つの今日のお仕事。ようやく、確定申告の書類を完成させた。やれやれ。今回は諸事情があって、税金が還付…
●神保町シアターで「吸血蛾」を観た。面白かった。想像以上に原作に沿った脚本で、大変感心した。省かれた要素がいくつかあるが、ただ削っただけではない。ストーリーに改変を加えてコンパクトにまとめてみせる、その匙加減が絶妙なのである。逆に追加された…
●書店に寄って本を買う。『いい加減な遺骸』 C・D・キング 論創社『淑女怪盗ジェーンの冒険』 E・ウォーレス 論創社 ●『吸血蛾』 横溝正史 角川文庫 読了。 戦後の横溝ミステリの中で、ここまで極端にスリラー寄りで荒っぽい作品は、他にあまりないだろう…
●書店に寄って本を買う。『千代有三探偵小説選I』 論創社『虎の牙』 M・ルブラン 創元推理文庫ルパンシリーズで、読んでみたいけれど未入手の作品があと三点ある。そのうちの一点が今日行った店にあったので買っておいた。 ●今度の土曜日から、神保町シア…
●『少年探偵ロビンの冒険』 F・W・クロフツ 論創社 読了。 なんと珍しやクロフツのジュブナイル。こういう珍品を訳してくれるから、論創社は好きなのだ。 内容はよくある他愛ないジュブナイルではない。主人公こそ子供だが、展開は地味にして堅実、そして…
●『死者の靴』 H・C・ベイリー 創元推理文庫 読了。 アメリカのハードボイルドの流れをくむ私立探偵小説のような味わいである。あるいはネロ・ウルフもののような。題名から、靴が手掛かりになってロジカルな推理が展開されるものとばかり、勝手に想像して…
●某所の歴史民俗資料館に、仏像の期間限定展示を観に行った。像の前で白髪のおっさん……というと失礼な、学芸員の方が話しかけてきたので、いろいろ伺う。展示品は平安末期の観音立像だが、右腕と頭部は後代の補遺である。両脇侍は鎌倉期の典型的な様式だとい…