累風庵閑日録

本と日常の徒然

2016-06-27から1日間の記事一覧

『廃墟の歌声』 G・カーシュ 晶文社

●『廃墟の歌声』 G・カーシュ 晶文社 読了。 収録作の中では、ストーリーがしっかりしている作品が楽しめた。表題作や「一匙の偶然」辺りが秀逸。「魚のお告げ」は、ラヴクラフト作品にちょいちょいある、古代遺跡に潜っていくシーンの面白さを思い出す。最…