累風庵閑日録

本と日常の徒然

2016-12-09から1日間の記事一覧

『鷲』 岡本綺堂 光文社文庫

●『鷲』 岡本綺堂 光文社文庫 読了。 怪奇小説集である。文章を味わいながらゆっくり読んでいこうと思っていても、それぞれの作品が不気味で面白く、どんどんページをめくってしまう。その不気味さとは例えば「鰻に呪われた男」の、周りに多くの人がいる状況…