2017-01-29から1日間の記事一覧
●扶桑社文庫の小栗虫太郎を半分まで。しんどいので通読はできない。明日からは別の本を読む。
●『月が昇るとき』 G・ミッチェル 晶文社 読了。 猟奇連続殺人を淡々と描く不思議な作風。だが、そういう奇妙さこそがグラディス・ミッチェルだと分かっているので、違和感はない。真相に至るロジックの妙を楽しむ、といった味わいには乏しいが、もともと期…
●『だれがダイアナ殺したの?』 H・ヘクスト 論創社 読了。 大仰で時代がかったメロドラマから始まり、やがて物語の焦点はテレビのワイドショーのような下世話な疑惑へと移ってゆく。犯罪実話臭のするストーリーにはあまり魅力を感じないし、とにかく回りく…