累風庵閑日録

本と日常の徒然

2017-12-17から1日間の記事一覧

『杉の柩』 A・クリスティー クリスティー文庫

●『杉の柩』 A・クリスティー クリスティー文庫 読了。 中盤までは、ありきたりと言っていいほどの内容である。事件の犯人はプロローグですでに裁判にかけられている。動機も手段も明白だし、多くの証拠が揃っているように見える。物語の展開も、よくある男…