累風庵閑日録

本と日常の徒然

2020-03-22から1日間の記事一覧

『仮名手本殺人事件』 稲羽白菟 原書房

●『仮名手本殺人事件』 稲羽白菟 原書房 読了。 一冊の本をどう読むかは、ある意味で読者の勝手である。どんな読み方をしてもいいのだ。その読み方が多く共感を得られるかどうかは別の問題だけれども。本書の真相にも事件の結末にも、横溝的なものを色濃く感…