累風庵閑日録

本と日常の徒然

2020-05-06から1日間の記事一覧

『死が二人を別つまで』 鮎川哲也 角川文庫

●『死が二人を別つまで』 鮎川哲也 角川文庫 読了。 鮎川哲也名作選の第八巻である。伏線とロジックの面白さを主眼とする作品は、あまり短いとどうもあっけなさすぎるようだ。 「汚点」 過去に仙台で五年暮らしたので、メインのネタには早い段階で気付いた。…