累風庵閑日録

本と日常の徒然

2020-11-01から1日間の記事一覧

『悔恨の日』 C・デクスター ハヤカワ文庫

●『悔恨の日』 C・デクスター ハヤカワ文庫 読了。 読んでいる途中で犯人も真相も、その仮説がくるくると変わってゆく。これぞデクスターである。だが今回は六百ページに近い分量なので、いくら仮説が変わるといっても物語の密度はちと低め。最後の真相に至…