累風庵閑日録

本と日常の徒然

2021-11-08から1日間の記事一覧

『もうひとりのぼくの殺人』 C・ライス 原書房

●『もうひとりのぼくの殺人』 C・ライス 原書房 読了。 途中までは、どうも捉えどころのない作品であった。主人公が殺人の容疑で警察に追われる身となる。ところが実際に疑いがかかっているのは、全く記憶にない別人としてであった。自分は二重人格で、無自…