累風庵閑日録

本と日常の徒然

2021-12-04から1日間の記事一覧

『納骨堂の多すぎた死体』 E・ピーターズ 原書房

●『納骨堂の多すぎた死体』 E・ピーターズ 原書房 読了。 題名の通り、納骨堂で発見された死体を巡るミステリである。だが、作者の力点は事件と同程度に、思春期の少年の揺れ動く心情と親子の絆とにも注がれているようだ。申し訳ないがそういうのは求めてい…