累風庵閑日録

本と日常の徒然

2022-05-27から1日間の記事一覧

『闇の展覧会-罠』 K・マッコーリー編 ハヤカワ文庫

●『闇の展覧会-罠』 K・マッコーリー編 ハヤカワ文庫 読了。 怪奇小説アンソロジーの第二巻である。ラッセル・カーク「ゲロンチョン」は、完全無欠なる邪悪を体現する闇の司祭ゲロンチョンの恐怖を描く。こちらでいろいろ解釈が必要な捻った作品よりも、こ…