累風庵閑日録

本と日常の徒然

『ジーヴスの事件簿』 P・G・ウッドハウス 文藝春秋

●『ジーヴスの事件簿』 P・G・ウッドハウス 文藝春秋 読了。

じわじわと面白くなってきた。おそらくそれは作品の内容によるものではない。四日間休んで文字通り休養している間に、物語を楽しむ気持ちのゆとりを取り戻したおかげだろうと思う。ただ展開を追うだけではなく、ゆったりとした気分で物語世界に遊ぶような読み方をしないと、ウッドハウスは楽しめないのかもしれない。

●これが今月読んだ一冊目である。そうえいばあまりの忙しさに先月の総括をすっかり忘れていた。
買った本:八冊
読んだ本:三冊
当分はこんな調子である。本もまともに読めない生活になんの意味があろうか、などど大げさに考えたりもする。

●休日だけど火曜なので今晩もアルコール抜き。鰤の煮付けともやし炒めで飯を喰う。鰤はイマイチ。中まで味が染みていない。ううむ、もう少し煮魚のコツを勉強しないといけない。