●『江戸川乱歩 誰もが憧れた少年探偵団』 河出書房新社 読了。
「KAWADE夢ムック 文藝別冊」というシリーズの一冊である。刊行は十一年前。当時の新発見草稿「悪魔が岩」を読めるのが嬉しい。内容に関しては特にコメントする点はないけれども。この本を手に取ってすぐに、次は久しぶりに乱歩の作品を読もうという気になった。けれど読了するころには、乱歩世界に満腹してしまった。
●お願いしていた本が届いた。
『失われたミステリ史』 加瀬義雄 盛林堂ミステリアス文庫
ROM叢書版も買ってあるのだが、盛林堂版にも手を出した。増補版という言葉には弱いのよ。