累風庵閑日録

本と日常の徒然

『地獄の道化師』 江戸川乱歩 光文社文庫

●昨日はちと飲み過ぎた。やや二日酔い気味で、午前中は何もせずだらだらと過ごす。昼飯を喰うつもりで外に出たら、いつの間にか自転車がパンクしていた。しょうがないので車で出かけ、ついでにいろいろ食材を買って帰る。

●夕立ちをやり過ごしてから、自転車を押して自転車屋まで歩く。雨の後は少し涼しくなっていて、歩くのが苦にならない。パンク修理代千円也。タイヤが摩耗しているとのことなので、交換しなければならない。これはたぶん明日。

●読み残していた「幽鬼の塔」を読み終え、『地獄の道化師』 江戸川乱歩 光文社文庫 をようやく読了。「幽鬼の塔」は冒険スリラー風の味付けで乱歩らしさが少なく、それがために物語が整っていて面白い。結末で、関係者の様々な行動の多くを(伏字)が原因として処理しているのが少々不満。