累風庵閑日録

本と日常の徒然

千金

●今日から三日間の旅程で岡山に行く。倉敷市で開催される「1000人の金田一耕助」、通称「千金」というイベントに参加するのだ。三連休初日のせいか、東京駅も新幹線もやけに混んでいる。なにしろ、新幹線の指定席を乗車一ヶ月前の発売開始当日に買いに行ったにもかかわらず、二列席の窓側はすでに売り切れだったのだ。今回は三列席の窓側に座る。

旅のお供は角川文庫の横溝正史『迷路荘の惨劇』である。だが、結局ほとんど読めず。昨日飲んだくれて睡眠不足だし、今日は日付が変わるまで飲んでいるはずだから、読書は後回しにして少しでも寝ておこうと思う。

●移動中、ツイッターでは参加者銘々の移動報告、到着報告が次々と寄せられ、私も早く会場に着きたくてわくわくしてくる。岡山駅で在来線に乗り換え、清音駅に向かう。清音駅近くの広場で受付を済ませ、早速着替え。と言っても既製品のパーツをちょいちょいと身に着けるだけのお手軽なものである。やがて開会式を済ませ、参加者一同でぞろぞろと歩き出す。

●この調子で書いてゆくと長くなりすぎるので、ばっさり省略。ただし省略は保留としておく。一連の日記を一通り書き終えた後、まだ気力が残っていたら追加で内容を書いていく。

●初日イベント終了後は、希望者のみを対象にした意見交換会に参加。かるた大会や毒殺事件など、面白い。三次会はお好み焼き屋で開催。終了後、倉敷に移動してホテルにチェックイン。そしてさらに居酒屋に出向いて四次会を決行。けれども明日もあるから皆さん自重して、日付が変わった一時にはおひらき。ホテルに戻ってシャワーを浴びて、寝る。

●こういうイベントに初めて参加したが、楽しかった。六キロ歩くというのは疲れないわけではないけれど、想像よりもしんどくなかった。来年も参加したい。