累風庵閑日録

本と日常の徒然

金田一耕助学会

●イベント二日目は「金田一耕助学会」である。去年そのレベルの高さにびっくりしたが、今年もまた実に興味深い内容が続き、素晴らしい。こういうのを聴いていると、ようし俺もいっちょやったるか、と意欲が湧いてくると同時に、こりゃかなわんなあ、とも思う。深く満足して会場を後にする。来年もぜひ参加したいイベントである。

倉敷駅で落ち合った七人で、コーヒーを飲みながらしばし余韻にふける。帰りの移動手段は新幹線、夜行バス、飛行機、と皆さんばらばらで、流れ解散的にお別れ。独り残った私は岡山駅で、十時半まで時間を潰さなければならない。帰りの足は夜行列車サンライズである。

●さて、晩飯と時間つぶしを兼ねて飲みに行く。ネットで調べた、岡山駅からほど近い居酒屋はなかなかいい感じで”当たり”だった。今後岡山で飲む機会があれば、この店で決まりである。

●といってもたった一人で居酒屋にそうそう長居できるものではない。八時頃にはもう駅の改札を通り、構内のベンチに座ってひたすらぼんやり。酔っているので『迷路荘』は読めない。

●ようやく発車時刻になり、車中の人となる。買っておいた酒と肴をやりながら、ツイッターで千金参加者のつぶやきを読む。実に充実した楽しい二日間でありました。