2014-12-03 『エムズワース卿の受難録』 P・G・ウッドハウス 文藝春秋 未分類 ●『エムズワース卿の受難録』 P・G・ウッドハウス 文藝春秋 読了。 月曜の日記に書いた、他愛ないどうでもいい作品、という理解は間違っていたようだ。ウッドハウスの書く小説は、伏線と構成の妙を愛でる作品なのである。ということが、一冊読了してやっとわかってきた。面白い面白い。で、そういう読み方が必要な小説ならなおのこと、気持ちにゆとりがないと楽しめないわけだ。 ●JRの「18きっぷ」を買ってきた。冬の徘徊シーズンの開幕である。