●横溝作品のリストアップ作業を継続。ようやく見つかった『消すな蝋燭』から取り掛かり、緑三〇四以降の角川文庫から『双生児は囁く』と『喘ぎ泣く死美人』、そして洋泉社『横溝正史全小説案内』に収録された小説作品、と入力作業を進める。
作業時間をあまり確保できないし、面倒くさいしでなかなか一気には進まない。まだ論創社が手つかずである。創元推理倶楽部秋田分科会さん発行の横溝本にも、いくつか小説作品が収録されているはずだし。
●扶桑社文庫の『横溝正史翻訳コレクション 鍾乳洞殺人事件/二輪馬車の秘密』は、収録作こそ長編二編だが巻末の横溝翻訳リストが大変貴重な情報である。
●作業と並行して本を読む。河出文庫「本格ミステリコレクション」の鮎川哲也である。相変わらず個人短編集はちっともページが進まない。読了は日曜までかかるだろう。