●畠山記念館に「THE 琳派」という展示会を観に行ってきた。本阿弥光悦と俵屋宗達に始まり、日本の美意識の一翼を担った琳派。畠山美術館の所蔵品から、そういった琳派の逸品を選んでの展示である。
重要文化財の「赤楽茶碗 銘雪峰」が面白い。その面白さは、白釉の流れを峰に降り積む雪に見立てて銘を付けるという点にある。何かを何かに見立てる営みの根底にあるのは、気持ちのゆとりであり遊び心であり、目の前の事物に面白さを見出す心性である。そこには洗練された精神の優雅さがあるのだ。……なんか適当なこと書いてますが。
●神保町シアターで三月から、「横溝正史と謎解き映画の快楽」と題する企画が開催される。すでにサイトではその詳細が発表されている。上映作品の中で観たいのは「吸血蛾」、「蜘蛛男」、「人形佐七捕物帳 めくら狼」、「三つ首島」、「七つの顔」くらい。他に、市川映画を大画面で観るってのもそそられる。上映スケジュールが判明したので、私自身の鑑賞スケジュールを立案しなければならない。
●本は扶桑社文庫の小栗虫太郎を読んでいる。ううむ……これは駄目かも。アンソロジーなんかに一編だけ収録されているのなら、まだその馬鹿馬鹿しさ(あ、言っちゃった)を笑って読めるが、こうやってまとめて読むとただ空虚なだけである。とりあえずどうにか半分まで読んで、いったん保留。明日からは別の本を読むことにする。
●晩の肴は鶏笹身の煮付け。魚をするように醤油と味醂と砂糖とで煮付けてみた。他に、蛸と若布の酢の物、買ってきた赤蕪酢漬け。熱燗をやる。
●今月の総括。
買った本:十冊
読んだ本:十冊
まずまず順調と言っていい。
重要文化財の「赤楽茶碗 銘雪峰」が面白い。その面白さは、白釉の流れを峰に降り積む雪に見立てて銘を付けるという点にある。何かを何かに見立てる営みの根底にあるのは、気持ちのゆとりであり遊び心であり、目の前の事物に面白さを見出す心性である。そこには洗練された精神の優雅さがあるのだ。……なんか適当なこと書いてますが。
●神保町シアターで三月から、「横溝正史と謎解き映画の快楽」と題する企画が開催される。すでにサイトではその詳細が発表されている。上映作品の中で観たいのは「吸血蛾」、「蜘蛛男」、「人形佐七捕物帳 めくら狼」、「三つ首島」、「七つの顔」くらい。他に、市川映画を大画面で観るってのもそそられる。上映スケジュールが判明したので、私自身の鑑賞スケジュールを立案しなければならない。
●本は扶桑社文庫の小栗虫太郎を読んでいる。ううむ……これは駄目かも。アンソロジーなんかに一編だけ収録されているのなら、まだその馬鹿馬鹿しさ(あ、言っちゃった)を笑って読めるが、こうやってまとめて読むとただ空虚なだけである。とりあえずどうにか半分まで読んで、いったん保留。明日からは別の本を読むことにする。
●晩の肴は鶏笹身の煮付け。魚をするように醤油と味醂と砂糖とで煮付けてみた。他に、蛸と若布の酢の物、買ってきた赤蕪酢漬け。熱燗をやる。
●今月の総括。
買った本:十冊
読んだ本:十冊
まずまず順調と言っていい。