2015-10-22 『リュジュ・アンフェルマンとラ・クロデュック』 P・シニアック 論創社 未分類 ●『リュジュ・アンフェルマンとラ・クロデュック』 P・シニアック 論創社 読了。 現実からちっとばかり遊離した不思議なエピソードが、さしたる起伏もなく連なる不思議な作品。その物語世界は、不思議の国のアリスの世界と現実世界との中間、ちょい現実寄り、といった按配。あるいはチェスタトンの『木曜の男』を思い出すような。読んで時間を損したとは思わないが、読まなくったって人生の損失だとは思わない。そのくらいの本。口が変わって新鮮、という程度の意味はある。 ●今日も今日とて資料のコピー。進捗は六割ほど。