累風庵閑日録

本と日常の徒然

痛飲と温泉

●土曜日曜で、「18きっぷ」を使ってちょっと出かけてきた。土曜はかつての飲み仲間と再会して大いに飲んだくれ、今日はそのおっさんに車を出してもらって日帰り温泉でひとっ風呂。

●今日の温泉行きは、昨日飲みながら話をしていて急に決まったものだ。予定では朝の内に帰路に就くつもりだったが、実際駅に着いたのはもう昼前である。これから長々と在来線に乗るのがしんどかったので、うっかり新幹線に乗ってしまった。贅沢なことである。

●今回は結局、「18きっぷ」を一回しか使わなかった。最低でもあと二回使うことが確定している。残る二回分は、今日の新幹線乗りを補うために、チケットショップに売らなければなるまい。などと衝動的な贅沢の後始末を考えている。

●帰宅したら、北海道立図書館から複写資料が届いていた。ようやく、である。依頼メールを出してから六週間半かかった。ブツはどちらも『オール読物』に掲載された横溝正史の小説で、「蜃気楼島の情熱」と「廃園の鬼」である。聞くところによると文庫版と少し違うというので、その実際を自分で確かめてみたい。