●年内最後の更新です。今年一年、皆様にはお世話になりました。ありがとうございます。来年もまた、よろしくお願いいたします。
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●今年の総括。
◆全般的に至極平穏で、気持ちにも時間にもゆとりのある一年であった。ありがたいことである。ジムには回数多く通えたし、日々の体重変動をグラフ化したおかげで五キロ減量できた。
◆本に関しては
買った本:百七冊
読んだ本:百二十冊
例年になく大量に読めたのが、まことに充実した読書ライフであった。論創海外ミステリを四十五冊読めたのは大きな進展である。まだまだ先は長いけれども。買う方は、総数の約三割が論創社、二割五分が同人誌や私家版という、かなり特異な買い方をしている。
◆読んだ本の中から面白かった物を題名だけ挙げる。ベストテンにはこだわらず、順位や点数も付けない。
『失われた時間』 C・ブッシュ 論創社
『真夜中の檻』 平井呈一 創元推理文庫
『ぶち猫 コックリル警部の事件簿』 C・ブランド 論創社
『冷えきった週末』 H・ウォー 創元推理文庫
『813』『続813』 M・ルブラン 新潮文庫
『灰色の女』 A・M・ウィリアムスン 論創社
『ナポレオンの剃刀の冒険』 E・クイーン 論創社
『死せる案山子の冒険』 E・クイーン 論創社
『メソポタミヤの殺人』 A・クリスティー クリスティー文庫
『吸血鬼ドラキュラ』 B・ストーカー 創元推理文庫
『メリリーの痕跡』 H・ブリーン 論創社
『鷲尾三郎名作選』 河出文庫
『悪魔パズル』 P・クェンティン 論創社
『新幹線大爆破』 J・ランス+加藤阿礼 論創社
『アフリカの百万長者』 G・アレン 論創社
クイーンのラジオドラマシナリオ集がなかなか楽しめた。ろくろく読んだことのないルパンは、やはり歴史に残るだけの面白さがあると分かった。ドラキュラはあまり期待していなかったおかげもあって、予想外の面白さであった。
◆旅行は京都寺社巡り、奈良と和歌山長距離バスの旅、三陸BRT旅、北海道立図書館探索行、非日常を味わうための藤沢、倉敷の横溝イベントと行けた。泊まりの温泉には二回行けた。
◆映画は、映画館で観た『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を含めて四十本しか観れなかった。週イチペースで観れたらいいと思っていたのだが、フリーの時間はつい読書を優先してしまった。
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●光文社文庫の江戸川乱歩全集『月と手袋』から、「灰色の巨人」を読む。内容薄いなー
●この日記をアップしてから出かける。今晩は横溝大忘年会なのだ。