累風庵閑日録

本と日常の徒然

旅行二日目

●京都旅行二日目。八時過ぎに行動開始。ホテルをチェックアウトし、まず最初に今晩のホテルへ向かう。先に荷物だけ預かってもらうつもりが、なんとそればかりでなく、どうぞと言われて朝食のパンとコーヒーもいただいてしまう。今まで日本各地を旅行して回ってきたが、こんな対応は初めてだ。ありがたいことである。

●今日行った場所と観たものを箇条書き。
広隆寺で重文の伽藍と、霊宝殿で国宝弥勒菩薩半跏像をはじめとする諸仏。
天龍寺特別名勝の曹源池庭園。
妙心寺で重文の伽藍と狩野探幽の天井画
妙心寺玉鳳院で障壁画と開山堂
妙心寺天球院で障壁画
天龍寺京都五山第一位である。これまでの数度に渡る京都旅行の結果、これで京都五山に一通り行ったことになる。

●そろそろ時刻は三時である。ホテルへ戻るルートの途中にちょうど北野天満宮があり、今の時期は梅園を公開しているという。行きたいと思わなくもなかったが、時間の余裕はあれど体力の余裕がない。朝から歩き回ったのでいい加減疲れてしまった。あきらめて真っ直ぐホテルへ戻ることにする。

●ホテルで昼寝していると、電話着信。今晩お会いする、京都在住の某氏からの連絡である。待ち合わせて郊外の、鶏がウリの料理屋に行く。朝から夜まで、充実した一日であった。