累風庵閑日録

本と日常の徒然

勢いに任せて

●昨日の飲み会で話題に出た、とある短編探偵小説が何なのかを調べる。探しているお方のおぼろげな記憶では、乳母車が題材の数ページの作品、二十年ほど前の文庫に収録されていた、たぶん角川文庫かハルキ文庫、新青年とかその辺りの古い作品、とのこと。

 考えても分かるわけはないので、「乳母車 短編」で検索したら、それらしいのが出てきた。条件をすべて満たすわけではないが、探しているお方に「もしかしてこの作品では?」とお尋ねすると、どうやら当りらしい。よかったよかった。それにしても、こうやってなんとなく検索して対象が判明するなんて、すごい時代である。

●昨日の宮城県立図書館への問い合わせに引き続き、勢いに任せて国会図書館へ四点の複写依頼をかけた。特に問題がなければ来週末には入手できるはず。