累風庵閑日録

本と日常の徒然

二人の女王

●書店に寄って本を買う。
『J・G・リーダー氏の心』 E・ウォーレス 論創社
『エアポート危機一髪』 H・ウェルズ 論創社
『ハイキャッスル屋敷の死』 L・ブルース 扶桑社ミステリー
『二人の女王』 H・R・ハガード 創元推理文庫

ハガードを買ったのは、三つのきっかけが重なったからである。というのはすなわち、横溝正史との絡みで一度読んでみたいと以前から考えていた。ちょうど今日から、前作の『ソロモン王の洞窟』を読み始めた。今日覗いた書店で、たまたま棚にあった。以上。

●ヨーグルト漬け、というのをネットで知った。ヨーグルトと味噌とを同量で混ぜ合わせ、茄子でも胡瓜でも数日間漬け込むと、ヨーグルトの乳酸菌のおかげで糠漬けのような味わいになるという。ところで今日は火曜で飲んでいい日である。今晩の肴にするために、日曜から胡瓜を漬け込んでおいた。

 実際喰ってみると、うん、これは、悪くない。糠漬けか、というと断言はしかねるが、まぎれもなくある種の漬物の味わいである。これは旨い。

 漬け床は二、三回使い回しができるというので、早速次のネタとして茄子を仕込んでおいた。木曜か金曜には食べ頃になるだろう。

●近所のスーパーで生の筋子を売っていた。もうそういう季節なのである。いずれ折を見て、今年もまたイクラ醤油漬けを仕込むことにする。てんこ盛りのイクラ丼を喰ってやる。