●まったく間抜けな話で恐れ入るが、昨日夜のイベントに向かう途中、地下鉄の中でSUICAを無くした。イベント会場の最寄り駅には十九時前には着いていたのだが、駅の事務所で紛失物の問い合わせをしたりSUICA停止の処理を依頼したりで時間を使い、会場入りしたのはイベントが始まった十九時半を過ぎていた。
遅刻はまあどうでもいいのだが、心配なのはSUICAに七千円ほどチャージしていたこと。紛失に気付いてから停止処理までの三十分ほどの間に、誰か拾った人間に使われてしまったらどうしようもない。
で、今朝駅で再発行してもらったら、結論としてチャージ金額はそのままであった。やれやれ。再発行手数料の千円少々は、己の間抜けさへのペナルティーとして甘んじて受け止める。こういうのは、金銭的なダメージが大したことなくても、やっちまった感の気持ちのダメージが大きい。
●昨日の日記に書いた、「休日お出かけパス」を買った方が多少割安、なんてな思惑は、再発行手数料のおかげで効果が帳消しになってしまった。ダメージはそれだけではない。どうやら、SUICAが使えないという一点だけに思考が固まってしまったらしい。「お出かけパス」があるにもかからず、動揺のあまりわざわざ券売機で帰りの切符を買ってしまった。無駄な出費の上乗せである。やれやれ。