累風庵閑日録

本と日常の徒然

「廃園の鬼」朗読会

●朗読会に行ってきた。「ミステリー専門劇団回路R」さんによる、横溝正史「廃園の鬼」の朗読である。当然のことだが、読むのと聴くのとでは全然違う。修練を積んだ者が出す声の、迫力がさすがである。

●帰宅途中に、書店に寄って本を買う。
『髑髏城』 J・D・カー 創元推理文庫
 新訳版である。旧訳は多少の省略があり、新訳こそが完訳だというので買ってみた。旧訳を読了済みだが、久しぶりに再読するのも悪くなかろう。この情報はツイッターで得た。こういう「発見」がある度に、ツイッターは重要な情報源であるとつくづく思う。

●注文していた本が届いた。
『謎解きのスケッチ』 D・ボワーズ 風詠社
 五年ほど前に、論創海外で『命取りの追伸』が出た作家である。ドロシー・セイヤーズの後継者と称賛されていたそうな。この本の刊行は、ツイッターのおかげで知った。こういう「発見」がある度に、ツイッターは重要な情報源であるとつくづく思う。

●ようやく、買い換えたパソコンのセットアップを終えた。やれやれ。この日記は新パソコンで書いている。残る作業は旧パソコンのデータ抹消と廃棄手続きである。万が一移行忘れがあるといけないので、データ抹消はしばらく経ってからにする。