●某図書館から、お願いしていたコピーが届いた。予想よりも早い対応で、ありがたいことである。ブツは雑誌『EQ』に連載された、イザベル・マイヤーズの「殺人者はまだ来ない」全三回である。
去年論創社から出た『疑惑の銃声』は、ミステリとは次元の違う部分で強烈な作品であった。それもあって、昔光文社文庫で出た「~まだ来ない」に興味を持ったのだ。以前は古本屋でちょいちょい見かけた同書だが、なんとなく手を出さずにおいた。それが今になって欲しくなっても、ちょいとブックオフを覗いたくらいでは見つからない。いい加減探すのにしびれを切らして、訳載誌から直接コピーを取ってしまうことにしたのである。
こうやってテキストを入手したので、気持ちの上でひと区切りついた。実際いつ読むかはまだ分からない。