累風庵閑日録

本と日常の徒然

『ドイル全集1』 C・ドイル 改造社

●『ドイル全集1』 C・ドイル 改造社 読了。

改造社の『ドイル全集』を読む」プロジェクトの第六回にして、ようやく第一巻を読み終えた。今回は第一巻の収録作から「最後の挨拶」の後半四編を読む。今更だから感想は無し。一編だけ、「魔の足」は発端の怪奇性が十分だし、伏線とデータとに基づく推理が書かれているしで、ちょっと面白い。真相はどうもいただけないけれども。

 第一巻を読むのに半年かかってしまった。全八巻を読破するのに四年かかるわけだ。急がずゆるゆる取り組んでいくことにする。