累風庵閑日録

本と日常の徒然

石を放つとき

●取り寄せを依頼していた本を受け取ってきた。
『石を放つとき』 L・ブロック 二見書房
 長編と短編集と、二冊の合本だそうである。だが長編といっても百五十ページしかない。短編集の方は傑作集のようで、十一編全て既訳だしうち九編はいくつかの文庫に収録済みである。こんな構成にしたのは、ページ数を確保して本の価格を維持するための、営業戦略上の判断なのかもしれない。

●今月の総括。
買った本:十一冊
読んだ本:十冊