●『鉄道エッセイコレクション』 芦原伸編 ちくま文庫 読了。
「「読み鉄」への招待」という副題が付いている。列車、駅、時刻表といったテーマ毎にそれぞれいくつかのエッセイを収録したアンソロジーである。この手の本を読むとき、日本各地の鉄道が通っている場所にだいたい行った経験が重宝する。言及された土地の多くにそれなりの実感がある。ひとつだけコメント。内田百閒「雪解横手阿房列車」のとぼけた味は、何度読んでも可笑しい。
●書店に寄って本を買う。
『第八の探偵』 A・パヴェージ ハヤカワ文庫
●直販でお願いしている本が届いた。
『正直者ディーラーの秘密』 F・グルーバー 論創社