累風庵閑日録

本と日常の徒然

2023-08-14から1日間の記事一覧

『ブロンズの使者』 鮎川哲也 徳間文庫

●『ブロンズの使者』 鮎川哲也 徳間文庫 読了。 三番館シリーズの第三巻である。気に入ったのは以下のような作品。手掛かりがシンプルでありながら決定的な表題作「ブロンズの使者」、終盤でとある要素の意味ががらりと変わる「百足」、犯人の狡猾な計画が秀…