●国会図書館に依頼していた複写資料が届いた。雑誌『EQ』や『ミステリマガジン』に訳載されたきりになっている、クイーンのラジオドラマシナリオである。
「暗闇の弾丸」
「放火狂の冒険」
「ネズミの血の冒険」
「一本足の男の冒険」
「怯えたスターの冒険」
「沈んだ軍艦の事件」
先日いただいた連絡によると、残念ながら喉の部分がきちんと複写できなかったという。ところが実物を手にしてみると、確かに歪んで不鮮明ではあるけれど、読むのに何ら支障がない。結果オーライである。
ところで、論創海外『ナポレオンの剃刀の冒険』の巻末解説によれば、入手すべきシナリオがあと六編ある。もう一度国会図書館に依頼してもいいけれど、気分次第で別の所蔵図書館に遠征するかもしれない。今回の資料で喉の部分が本当に欠落していないかどうか、念のため現物に当たって確認してみたくもあるし。