累風庵閑日録

本と日常の徒然

満席

●午前中は上野の東京都美術館ブリューゲルを観る。ブリューゲル一族の画業を包括的に紹介するのが展示会の趣旨だったようで。初代の絵があまりなく、ちと物足りない。展示会の趣旨なんて、美術館のサイトを覗けば簡単に分かるのである。そうやってちゃんと確認していれば、もしかして行かなくてもいいという判断をしたかもしれない。失敗失敗。

●昼に阿佐ヶ谷に移動して、「ラピュタ阿佐ヶ谷」で千恵蔵金田一の「三本指の男」を観る。
……と思ったら、なんと満席だそうで。補助席ならあるとのことだったが、ぎゅうぎゅうで窮屈なのを想像すると、もういいやという気になった。しょうがないのですぐさま立ち去り、阿佐ヶ谷のブックオフを覗いて何も買わずに店を出て、帰路に就く。

●午後は翻訳のミステリ短編集を少し読む。