累風庵閑日録

本と日常の徒然

2023-10-06から1日間の記事一覧

『死の相続』 T・ロスコー 原書房

●『死の相続』 T・ロスコー 原書房 読了。 富豪の農場主が殺され、屋敷に相続人達が呼び集められた。そこで読み上げられる奇妙な遺言状。そんな序盤の展開を読むと、ははあこの作品はこのあと相続人達が殺されてゆくのだな、と想像するだろう。確かに、方向…