累風庵閑日録

本と日常の徒然

チェーホフ全集

●泊りでおでかけ。かつての飲み仲間と再会し、日帰り温泉でひとっ風呂浴びてから飲んだくれてきた。

●上記の用事は土曜の夕方からの話である。それまでの寄り道として、東北某所の巨大古本屋を覗いてきた。そこで買った本。
チェーホフ全集3』 中央公論社
 チェーホフのミステリ「狩場の悲劇」は、東都書房の世界推理小説体系で読んだ。ところがこのバージョンは、なんと作者自身の注釈をごっそり削除している。これでは完訳とはいえない。しょうがないからちくま文庫チェーホフ全集を探していたのだが、いつまで経っても見つからない。そんな折りにこの本に出くわしたので、買ってしまった。読めれば何でもいいのである。