累風庵閑日録

本と日常の徒然

2023-10-09から1日間の記事一覧

『材木座の殺人』 鮎川哲也 双葉社

●『材木座の殺人』 鮎川哲也 双葉社 読了。 三番館シリーズの第四集である。気に入ったのは以下のようなところ。状況の不可解さが犯人に直結する「棄てられた男」、扱われる謎が魅力的な「人を呑む家」、犯人の計画がいかにもミステリ的な「同期の桜」。 個…