累風庵閑日録

本と日常の徒然

ラスキン・テラスの亡霊

●書店に寄って本を買う。
甲賀三郎探偵小説選III』 論創社
ラスキン・テラスの亡霊』 H・カーマイケル 論創社
『見たのは誰だ』 大下宇陀児 河出文庫

論創海外は、どうやら月に一冊の刊行で定着したようだな。

国会図書館から、横溝正史「まぼろしの怪人」の、初出テキストのコピーが届いた。こうやってやみくもに資料をかき集めるフェイズから、入手した資料を調査するフェイズへと、どこかのタイミングで移行しないといけない。だが、それはまだ先の話である。いろいろ調べていくうちに、コピーすべき資料がどんどん増えてきた。郵送による依頼と直接施設に赴いてのコピーと、まだしばらくは活発な文献入手活動が続くと思う。