累風庵閑日録

本と日常の徒然

『夜光虫』 横溝正史 角川文庫

●『夜光虫』 横溝正史 角川文庫 読了。

 今月上旬から三週間ほどかけて、隙間時間に細切れで読んでいった。この作品は、九月に大阪で開催される横溝読書会の課題図書である。この読書会は特別開催で、横溝系イベントの第二部として企画されている。

 九月だからずいぶん気が早いようだが、いろいろやることがあるのだ。読みながら少しでも引っ掛かった個所は片っ端からメモを取っていったのを、整理したい。いくつか資料を作りたい。さらには関連する副読本が何冊もあるので、できるだけ読んでおきたい。次なる隙間読書は、「夜光虫」の副読本としてのルブラン「金三角」である。