累風庵閑日録

本と日常の徒然

『幻想と怪奇2』 早川書房編集部編 ポケミス

●『幻想と怪奇2』 早川書房編集部編 ポケミス 読了。

 たぶん未読だろうと思う作品のなかでは、ジョン・コリア「ビールジーなんているもんか」がベスト。ありがちなオチではあるが好みに合っている。再読ではW・W・ジェイコブズ「猿の手」が、やっぱり名作。H・P・ラヴクラフト「ダンウィッチの怪」はクライマックスに向けての盛り上がりが上々。

●定期でお願いしている本が届いた。
『サインはヒバリ』 P・ヴェリー 論創社
『やかましい遺産争続』 G・ヘイヤー 論創社