累風庵閑日録

本と日常の徒然

「『金田一耕助の冒険』をネタバレで語ろう」

●来月末に、Xのスペース機能を使った配信企画を予定している。題して「『金田一耕助の冒険』をネタバレで語ろう」だ。四人の担当者が角川文庫からそれぞれ一編を選び、ネタバレで語る企画である。そのための準備として、今日から件の課題図書を読み始めた。メモをとりながらゆっくり読んで、まあ日曜には読了できるだろう。

●書店に寄って本を買う。
『ミステリマガジン 11月号』 早川書房
 カー特集ならば買わねばなるまい。

クリスティー文庫から、チャールズ・オズボーンが書いた「招かれざる客(小説版)」が出た。確認すると、以前講談社文庫で出たやつの訳文に手を加えた再刊だという。こうやって紙の本の入手機会が増えることは望ましい。私は講談社文庫を持ってるから買わないけれども。これを出すのなら、その流れで未訳の「蜘蛛の巣(小説版)」を出してほしい。

●書店でやってる「ブックサンタ」という企画に参加してみた。私が選んだのは偕成社のオトフリート・プロイスラ―『大どろぼうホッツェンプロッツ』だ。今まで題名だけで把握していたこの作品の、作者の名前を初めて認識した。